2013年8月2日金曜日

フランスの夏休み

日本人は仕事を頑張るためにバカンスをとり、
フランス人はバカンスを取るために仕事を頑張っている
と、お国柄ジョークで言われるフランスですが、
住んでみるとジョークでは済まず、
実際に面と向かってそういわれる始末、なフランスライフ。
皆さん、年間5週間の休暇の使い道を
わくわくしながら考えています。

このフランス人、「年間5週間のバカンス」は
色々なデモなりストライキなりで勝ち取ったものなようで、
この話題になるたび、誇らしげに
フランスは5週間休めて、お給料も出るんだよ~♪
と言われます。


ちなみに日本は、というと、基本的には6年半以上同じ会社に勤めていれば
年間4週間の休暇の権利があります。
フランスほどとは行かないまでも、まぁ悪くない数字。
じゃあ日仏間の違いって?となると、
フランスは、この5週間の休暇を使い切らなければならないわけですね。
義務であると。
一方日本は、権利、という感じなので、
結局使えないというケースが多々。
そんなこんなで、結局、実際に取った休暇日数に
大きな違いが出ているのでした。


毎年夏が近くなるにつれ、
その手のネタのTV番組が増えます。
フランス各地の紹介番組も海にスポットを当ててることが多い様な。
キャンピングカー、自転車旅行、中には馬車旅行をするファミリーの
密着取材だったり、
南仏に住んでるのに南仏が好きすぎて、
毎年自宅から10キロほどの所にバカンスに出かける家族の話とか。

そして、7月に入ると、渋滞時のサービスエリアでインタビューとか、
バカンス中の防犯対策とか、
夏休みをとはいえ、旅行に出かけられない家族の過ごし方とか
より具体的なものに。

そんなこんなで、フランスでは
バカンス前はどこに行くか?何をするかがもっぱらの話題で、
バカンス後はどこで何をしてきたかの報告がもっぱらの話題になるそう。

日焼けを嫌う日本人とは対照的に、夏と言えば日焼け!と
ビーチに長時間寝転がってこんがり焼けるのを好む人たち。
休暇後に小麦色になって仕事に復帰するのが
「バカンス、楽しんできました」のステータスになるんだとか。



私たちの今年のバカンスはといえば7月中旬と早い時期に。
ステファンのおじいちゃん・おばあちゃん宅にお邪魔してきました。
場所は北フランスのブルターニュ。
世の中にこんなにかわいいところがあるのかと思うほど
かわいいところでした。
片道16時間かからなければもっと頻繁に行きたいのだけど・・・・。


アジサイが見ごろ



おじいちゃん・おばあちゃんち。1691年建築

ネコも大満足です

フランス北半分で良く見かけたコレ。

大西洋

そば粉クレープ