2014年9月21日日曜日

分かっちゃいるけどできない、っていうとき  語学学習サイトDuolingo

英語でいう「三単現のS」的な、
日本人には想像のつかない法則がフランス語にもあります。

そして、英語でもそうですが、
「三人称単数現在形の動詞にはSが付くんだよ」と言われて、
そうですか、って理解するのと
自分で喋る・書くときにちゃんともれなくSを付けられるようになるのは
別の話なんですよね。

英語に比べて、その細かい法則が多いフランス語は、
超初級のころからその説明を受けているとはいえ、
しっかり身に付けるまでに結構時間がかかるのです。

かくいう私は、ここ半年くらいでやっと、
法則がしっくりきたレベルで、
きちんと使い分けができているかというと、まだまだです。


例えば、日本語でこうなる場合。

私は行った。(男性一人)
私は行った。(女性一人)
私たちは行った。(男性or男女混合 複数人)
私たちは行った。(女性のみ複数人)

まあ、複数人の時は
私→私たち、と
主語がちょっと変わりますが、
動詞「行った」は、何人だろうと、女子だろうと男子だろうと変わりません。

ところが、
同じことをフランス語で言おうとすると。
Je suis allé.(男性一人)
Je suis allée.(女性一人)
Nous sommes allés.(男性or男女混合 複数人)
Nous sommes allées.(女性のみ複数人)

と、主語が変わるのは当然ながら、
「行った」に当たる動詞の一部も、4パターンで全て違うのです。

複雑なのは確か。
とはいえ、説明されること自体は「ふーん」という感じなのです。
ただ、それを自然に駆使できるようになるのが大変です。

効率的な身に付け方をご存知の方には、
ぜひ教えていただきたいと思うところですが、
当面の私の方針としては、慣れるしかない、というところで落ち着いています。

じゃあどうやって慣れるか?というと、
日常生活の中で意識していったり、問題集を解いたり、
で良いのですが、
私が使いこなせるようになるためにはちょっと足りない・・・。
私はちょっとやったくらいじゃぜーんぜん身につかなかったのです。


というわけで、一時期根詰めてやってのが
Duolingo というサイト。

クイズ的に出題される問題を解いていき、
ゲーム感覚で、レベルアップを目指していきます。

問題を解けば解くほど、ポイントがもらえ、時間を計るアイテムとか、
間違えてもOKな回数をちょっと増やせるアイテムとかをゲットできます。


私の場合はとにかく、無意識に言葉が出てくるまで
ひたすらやり続ける必要があったので、
カンタンなフレーズでエンドレスに問題をやり続けられるこのサイトが割と合っていたみたい。
初心者の方はもちろんのこと、
「頭では分かってるのに手や口が追いついてこない」という課題を抱える
中級者の皆さんにはきっと役に立つのではないかと思います。

今の所、日仏の組み合わせがないので、
英仏の組み合わせでやる必要があるのが難点ですが、
英語との違いも良く見えて面白いです。

ぜひお試しあれ~!