2012年12月21日金曜日

La fin du monde 世界の終焉

21はマヤ歴における世界の終末とかなんとかで、
時差の都合により、昨日の夜私が床に就くころには
既に運命の日を迎えていた日本の皆さんいかがお過ごしですか?

こちらではfin du monde、ファン ドゥ モンドとして親しまれていますが、
さっきのニュースではまた
「誰も信じてない一方超話題になっている世界の終焉ですが・・・」
とリポートが始まっていました。

ちなみに、台湾では「世界の終末」って書いた時と
「わさびの日」って書いた時と、発音が全く同じ、
ということで、とりあえず21日はお刺身でも、
なんて動きがあるのだとか。



ところで、世界が終わりを迎える本日、
「ビュガラッシュ」という小さな村にだけ、
宇宙人が人類を助けに来るという話があり、
どこだね、それは、と思っていたら
フランス南西部にございました。

仏南部の山村、12月21日「滅亡の日」控え警戒強める(ロイター)

住民インタビューなどを見ると、
石造りの家が続く、かわいい村!
そこに、世界の終末を信じる人々、
および、ただの冷やかしの皆様が集結しているとのこと。

と思いきや、
それは困るだろうと踏んだ警察がすでにルートを管理していたようで、
実際は住民に加えて大量のジャーナリストと警察官、
という状況のようなのですが。

どこかの日本のジャーナリストもチームを組んで乗り込んでいて、
フランスのTVの取材を受けていましたが
この状況について「がっかりです」と回答していて
それを聞いたこっちががっかりです。

中には村に入ることに成功した皆様もいるようで、
マジな人も多分いつつ、お祭り気分で遊びに来ている風の人々も。
「ビュガラッシュ」のロゴ入りTシャツを着て
顔をま緑に塗った宇宙人風の変装お姉さんたちとか、
アルミホイルで宇宙服を作ったと思われるお兄さんたちとか。
多分迷惑がられてると思うけど。



この記事を書くために、ビュガラッシュの記事を探していたら
ロイターがヒットしたのでそれを載せていますが、
もしかして「世界のこぼれ話」だったりして?
と思ったら案の定。

私は割とロイターのサイトが好きで覗いていたのですが、
中でも特にこの「世界のこぼれ話」のコーナーが好きで。
ニュースというよりはまさにこぼれ話。
パリに「失恋ミュージアム」、100点以上の思い出の品とか、
カナダのメープルシロップ盗難事件、容疑者3人を逮捕とか。

2012年12月18日火曜日

素敵なノルマンディーと生クリームのCM

Elle et vire
(Youtubeです)


日本と比べると、TV画質がイマイチに感じるフランス。
これはTVのせいなのか、そもそもの画像の質なのか、
はたまた色彩感覚が違うため、私にとっては
荒く見えるけど、フランス人的にはキレイなのかは
わからないのですが(うちのTVはパナソニックだし機械の質は日本と同じはず?)
とにかく、全体的に鮮明度低め。

この週末の日本の選挙速報も、
がっさがさな映像でいろいろやっていました。

CMも、多分これは感覚の違いだけだと思うけど、
映像的に素敵!面白い!と思うのが少なくて、
「外国のCMとして面白い」という感じのものが圧倒的。
そう、これは私の感覚が日本人だからであって、
質の良しあしの問題ではないと思うけど。

まぁそんな中で、なんだこれはかわいいじゃないか!
と見るたびにくぎ付けになるCMがこちら。
Elle et vireエルエヴィーっていうクリームの会社のCMです。

企業サイトから
etはつまり「&」なので、Elle & Vire
Elle と Vireはフランス北部の川の名前です。

L'Elle
La Vire


超のどか!行ってみたい!
緑の中を雨がざぁざぁしている感じとか
その中の若者たちの姿とかが美しいです。

ちなみに、後ろの方に入っているコメントがこちら。
Entre l'Elle et Vire, en Normandie, il ne pleut pas.
Il fait le temps idéal pour avoir la meilleure crème.

ノルマンディーのElleとVireの谷では雨が降ってるんじゃないんです。
一番おいしいクリームにぴったりなお天気なだけ。
的な。

ちなみにノルマンディーはのんきなコートダジュールと比べると
雨がたくさん降る地域。
でもだからこんな素敵な景色とクリームがあるわけですね。


いろいろネットでこのCMの情報見ていたら、
フランス人のコメントを発見。
「懐かしい、雨の日々!そしておいしいクリーム!故郷が恋しい」
という、引っ越してこの地を離れてると思われる人や
「なんでかわからないけど、にっこりしちゃう」
「音楽がこのCMとぴったり」
「なんかこの地域に行きたくさせるCMだね」


というわけで、フランスでも好評なようです。

君のSushiに足りないのはWasabiだ

とは、今日クラスメイトのインド人に言われた言葉。


今日はオーラル、話すのと聞くのの授業。
私たちは1月中旬に控えるテスト対策に必死です。
テストの一つに、画像(広告・ポスターとかの簡単なイメージ画像)を
渡されてそれについて7分間しゃべるというというのがあるので
今日の授業でもその練習をしました。


まずこの広告自体の説明をし、
続いてここから話を発展させる。
っていうので7分間です。


一人ずつ前に出てプレゼンするのですが、
もともと、日本でフランスを習ってない私は、
読んだり書いたりするより話す方が得意なようで、
今回は「エクセレント。あなた、テストの準備は整ってるわね」
と先生の心強い言葉。

の、帰り際にインド人に呼び止められて言われたのが
「君の寿司は新鮮で良いんだけど、わさびを足したらおいしくなると思うよ」。
プレゼンに対するコメントです。
一瞬??ってなったけど、ちゃんと日本人向けにカスタマイズしてあって、
感心してしまった!
言ってることは正しいけど、面白味が足りないってところでしょうか。
先生があわてて「でもあなたの話の展開、好きよ」とフォローしてくれました。

ちなみにこのインド人、出席回数がものすごく低いにも関わらず
クラスの人気者で、実際すごく面白い人です。
30代(多分)男性で、フランス生活が長く、
言葉もペラペラなのですが、きちんと習ったことがないから、
という理由で、今期学校に通ってるのだとか。

ちょっと前までは、NHKのキャラクター、
どーもくんのぬいぐるみのバッグを肩にかけて登校。

今回みたいに面白くかつ的を得たコメントしてくれるのもナイスです。
いつか彼並みにジョークを飛ばせるようになりたいものです。


ところでこのテスト、1月中旬にすごい勢いで行われるのですが、
高評価のオーラルに比べて
「この学校に残りたいならもっと勉強しなさい」
とまで言われるライティング。
試験に受かれば次のステップに進むことができ、
駄目だった場合は来期も同じ授業をとることになります。
(その中でもレベルがあるので、多少内容は変わると思いますが・・・)
合格率は50%だそうで、
アジア系で一発で通った知人はいません。
みんな2~3回受ける。
(一方でスペイン語系の人とかはぺろっと通っているのですが)

先週の授業では、散々脅された後に
「大丈夫よMiki、テストが駄目だって、人生の終わりってわけじゃないから」
という先生の底も底な励まし。


今週金曜から冬休み。
わーいクリスマスだー!
っていうのと同時に、多分結構本気で勉強に時間を費やします。

2012年12月10日月曜日

屋根裏部屋の仏陀

突然ですが、ジュリーオオツカさんという作家さんを知ってますか?
日系アメリカ人、で日本からの移民に関する本を
いくつか書いているそう。
フェミナ賞というフランスの文学賞で、
先月、外国小説賞を受賞しました。
見ると、1999年には辻仁成が受賞しているようで。
(と聞いて、大分身近な賞に感じられてくるのは
失礼でしょうか・・・笑)

受賞したのは原題、「The Buddha in tne Attic」
日本語タイトルは「屋根裏部屋の仏陀」だそう。
ちなみにフランス語訳は「Certains n'avaient jamais vu la mer」で、
直訳すると「(うち何人かは)海を見たことがなかった」といった感じで、
英語タイトルとはまったくもって違っているのですが
とにかくこの小説で賞をとったわけです。

他の小説も含めて、戦前からの日系移民の様子やら
その後の苦境やらを本にしているようで、
中にはアメリカ現地でも
無きことにされている話もあり、
改めて光を当てたいという思いも見え、
日本で知られてないわけなかろうと思ったら、
「天皇が神だったころ」という本が和訳されているそう。
って、このタイトル、一時、話題になったような。
読んではいないのですが・・・。

という感じのジュリーさんです。
ちなみに今回の屋根裏部屋の仏陀、
今フランス語版で読んでいます。
7割程度まで来ました。
全部読み終えたら今度は日本語版で読もう。
と思っていたところ、
どうやら日本語版、無い??
アマゾンとかそのたネットで見ているのですが
ヒットしないのです。
うーん、なんて残念な。
というか、フランスの前に日本で読んでもらった方が
いい本なんじゃないか・・・という気がしますが・・・。

続いて話は変わりますが、渡仏直前に
眠れなくなるほどはまった村上春樹の1Q84、
こちらはフランスでも大ヒットだったそうで、
街を歩いているとカフェで休憩中の
おばちゃんが黙々と読んでいるところに遭遇するほど。
一式買って、読み比べしたいと思っています。

2012年12月3日月曜日

超雨だった先週

週末からいいお天気になりましたが、
ずーっと天気の悪かった先週。
日本にいた時より、外を歩く時間が多いので、
寒いし冷たいし動きにくいしでうんざりします。

基本的には晴天の日が多いコートダジュールですが、
雨が降るときはスコールかのように
ものすごい勢いで降ります。
そして、通常であれば、丸一日降ってるということは
あまりなく、強い風と共にやってきては
去っていくのです。


今回は珍しく1週間雨が続き、
(1日だけお日様が出てた日があり、助かりましたが)
太陽のない日々に慣れていないこちらの人たちは
(仮住まいの留学生も含め)イライラ。
最終的に「こんな雨が強い日に学校なんて来なくていいわよ」
と発言したのは先生で。
事前にメールでもくれれば宿題のプリントとっておいてあげるから。
と。
プリント持ち帰って済むくらいの授業してもらってちゃ
困るわけですが、と個人的には思うものの、
どうやらそういう感覚らしい。


学校の授業で習ったのは、コートダジュールあたりの
地中海性気候は、年間で雨が降るのが60日程度。
一方の北フランスの方は200日とのこと。
一週間天気が悪かったくらいで
騒いじゃいけないなと思うのでした。

2012年11月26日月曜日

栗祭り fete de la chataigne

バス停に出ていたポスター
先週、「栗祭り」と銘打つ、近所のイベントに参加してきました。
栗といえばマロン。
と思いきや、こちらではマロンは調理済みの栗のことを指すらしく
(栃の木の実のことで、食べられないよ、って言ってる人もいたけど・・・)
私たちのよく知ってる、あの栗は「シャテーニュ」って言います。

栗っていうと、日本の秋!っていう感じが
個人的にはあったのですが、
どうやらこちらでも「秋といえば栗!」と
言わんばかりに、
季節のものとして名を馳せているようで、
10月くらいからスーパーや市場で見かけます。

今回は、道でこのポスターを見かけ、
満面の笑みのこのおじさんと
子羊にやられ、どうしても行きたいということに。
このポスター、栗だいぶ端っこに追いやられてる感じが
するのですが、まぁそれはこの際
目をつぶりましょう。
何はともあれ、街の中心にある広場に向かいます。

このポスターでは
アルプス並みの豊かな山がアピールされてますが、
開催されるカーニュシュルメールというところは
これとは似ても似つかないところで、
なんでこの絵を採用したかイマイチ不明なのですが、
行ってみると、どうやらそれっぽい
演出が見られました。

大きめの鶏を見つめる子どもたち

山にいそうな馬

超かわいかった子ブタ

と。
そうか、あのポスターはこういう感じか。

そして、広場は人でいっぱい。

音楽隊も出動

広場では、大きな窯でおじさんたちが
何かを煮ながら練っていたり、
大男2人がステージに出て、
まるたに斧を振りかざし、
どちらが先に切り倒せるかっっていう
割と古典的なレースを繰り広げていたり、
それでもみなさん楽しんでいるという感じでした。

そして広場をぐるっと取り巻いて出ている屋台。

ヌガー

チーズ

コルス(コルシカ島)のソーセージ

積み上げられた豚
綿あめとリンゴ飴

焼き栗

多かったのがチーズやさん、コルシカソーセージやさん、
ヌガーやさん、栗ジャムやさん。

コルシカ島は栗の名産地だそうで、
そんな所以もあってか、いっぱいお店が出ていました。
そして、「ヌガーやさん」が存在することに
日本人的に驚きを感じつつ、
一周して、小さい栗ジャムと、焼き栗一袋、
ホットワインを頂戴して帰ってきたのでした。

参加者は3割ファミリー、6.9割ご老人、
0.1割が私たちのような若者、
という構成で、アウェー感がありました。(笑)


フランスの栗、スーパーとかでは量り売りされています。
日本の、素朴な甘さのものに比べ、
こちらのはダイレクトに甘い印象。

私はかぼちゃ・たまねぎと一緒に煮込んでスープにします。
ウマー!

2012年11月21日水曜日

Bienvenue chez les Ch'tis シュティの国へようこそ

2008年のフランス映画。
Bienvenue chez les Ch'tis シュティの国へようこ

授業の中で見ただけなので、最初の15分だけだったのですが
すでに爆笑。

北フランスに住むことになった南フランス人が
繰り広げるストーリー。
シュティとは、フランスで北に住む人を指す言葉みたい。

日本版でいえば鹿児島人が
転勤で青森に住むことになったのを
想像していただければ近いかと。
だいたいシチュエーションは想像つくでしょ?

さて、南仏の郵便局に勤める主人公。
郵便局員をはじめ、フランスの公務員は、
年に一度仕事ぶりの査定が行われ、
評価されると同時にそれによって
次の勤務地が決まるのだとか。
本人はいくつか希望を出せて、
最終的に上司が決める、という。

コートダジュール勤務を希望する彼は
画策を企てて上司にアピールするのですが、
結局その甲斐もなく(画策がバレ、)
最北の地に転勤することに。

一部のコアな南仏人にとっては
今でさえも北フランスは住む所じゃない、
言葉の通じない野蛮な人種の住む地、
と思ってるらしい。
(もちろんジョークの範囲内と信じたいけど)

上司に「北に行ってもらうよ」と言われたとき、
「え、リヨン・・・?そんな・・・」という反応。
ちなみにリヨンはフランスの中心部にある都市ですが
それでも真ん中よりちょっと南。

上司、「いやいやリヨンじゃなくて、もっと北、北だよ」
「え、まさかパリだなんて言わないでしょうね?」
「あ~パリじゃないんだなぁ~」
と続きます。
パリは北の方にあるけど、まぁまだ
北フランスへの玄関、くらいの場所。
彼はホントにドーバー海峡(フランスとイギリスの間)の
淵の街に行くことになります。

結局彼はアドバイスをもらいに
街の老人の部屋を訪れ、
北がいかに恐ろしいところか聞かされ、
家族は連れて行けまいと、単身赴任を決意します。

ダウンジャケットを着こんで「北」につくと、
ついた途端に冷たい雨。

その夜初めて「北の人」と出会い、
そこから彼の日々が始まります。

フランス語では「犬」と「彼/彼女のもの」の発音が近いのですが、
なまりが聞き取れず、ついて早々パニックに。

この辺の微妙な発音と話の展開が
大分面白いのですが、
日本語版になったらどう訳されるんだろう?
多分このまま訳しても、日本語では
「犬」と「彼のもの」は全く音が違うので面白くないと思われ、
訳した人が何かの例に面白おかしく
置き換えてるんじゃないかと想像しますが
大分興味津々です。

ちなみに主人公が最初に出くわす「北の人」は
この映画の監督でもあり、実際に北の人らしい。
一般的に、「天気も悪いし、経験も南と比べるとね・・・」
と言われがちな北フランスを愛する気持ちが
伝わってくる映画、と先生のコメント。


フランスではタイタニックを超える人気だったそうで、
本当に誰もが知っているこの映画。
日本語タイトル「シュティの国へようこそ」の
広告を見たことがある気がするので、
日本でもDVDが見つかるのでは無いかと。
ぜひともお試しください。

2012年11月15日木曜日

サン・ジャン・カップ・フェラでお散歩

ニースは町並み観光もいいですが、
ちょっと中心部から離れると自然がいっぱいです。
そういえば、前いたとき、
適当に山の方に行くバスに乗り、進むこと3時間。
ついた先は雪の降るスキー場エリアでした。(片道1ユーロ)
家もなんだかアルプス風。
入ったカフェで地元の(?)の人たちが食べていたのは
フォンデュ風のあつあつ料理でした。
っていうくらい、ニース種変はバライエティに富んだ地域。



今回はニースから車で15分くらいのところにある
サン・ジャン・カップ・フェラへお散歩に。
2時間くらいのウォーキングコースがあります。
ここは有名な大富豪、ロスチャイルド家のお屋敷があるところです。
私は大富豪にはあんまり詳しくないのですが。
まぁとにかくリッチなエリアで、プロヴァンス風かわいいおうちから
超モダンなデザインの家まで、いろいろあり、どれもすんごい
大きい感じです。

前日が超悪天候だったため
若干波が荒かったのですが
この辺は岩場が続いているため水が超クリア!
(石やら砂やらの浜だと、石同士で削りあって
水の色が白っぽくなるらしい)

ところどころ波の飛沫が飛んでくるので若干怖く、
次はもっと落ち着いてる日に行きたいと
個人的には思うものの、
それでもお散歩をする人は結構多く、
ファミリーからおじいちゃん・おばあちゃん、外国人まで
幅広く皆さん楽しんでいる感じでした。



超岩場ですが、このくらい海から離れてればこわくない


釣りをする人。チャレンジャーだね。
もっと怖そうなことろで釣りしてる人もいて、
みんな超写真撮っていました。


ニースの隣町、ヴィルフランシュの眺め


楽しい2時間コースでしたが、
なんとなく、外国感を感じたのがコースの造り。

場所によっては海面まで2~3メートルの
崖っぷちだったりするのですが、
「ここから落ちたら一発でアウトだよね」
って所にはかろうじて柵らしきものがあったりするものの、
「運が良ければどこかに引っかかるんじゃないか」
ってところには一切何もなし。の箇所も多々。
1メートル弱の幅の散歩道を恐る恐る、
人とすれ違いながら歩いたのでした。
日本でこの感じ、なかなか出会わないわぁ、と。



こんな感じの散歩コース、県が作ってる
ハイキング・登山ガイドにかなりたくさん載っていて、
ここだけじゃなくニース中にいろいろある模様。
コース別に難易度、時間、距離が案内されてるので、
レベル・好みに合わせて楽しめます。
観光案内所でもらえるので、
弾丸観光に疲れた時にはこんな感じもお勧めです。
私たちはまずは初心者コースを制覇したいと思っています。


2012年11月2日金曜日

サマータイム終了

この間の土曜~日曜にかけての深夜に、サマータイムが終了しました。
午前1時に、時計を午前0時に戻します。
これにて、日本との時差が7時間から8時間になりました。
日本の時間から8時間引くと、フランスの時間になります。
日本で朝8時に「フランスは何時かな?」と思うと
深夜0時、これから寝るところ、っていう感じです。

3年前はちょうどこの時期ボルドー&アビニョン周辺を旅行していて、
一時間多く遊べる!などと騒いでいたのも今は昔。
そんな元気はもはや無いよ、と思いきや
今年は、以前からの友人の誕生日会ということで、
みんなでお食事をしていたところでした。

フランスで生活していて、日本と大きく違うと感じるのは
生活圏の狭さ。
ちょっと飲み会しよう、ってなった時に
「栃木県民と千葉県民と神奈川県民が集まって東京で飲む」
というようなシチュエーションがあまりなく、
みんなその辺に住んでいるので結果的に
誰かの家に集まることが多くなります。

と、ここで気づくのが家飲みの威力。
閉店なし、ラストオーダーなし+安心感で
気づけば深夜2時という・・・・。
しかも今回はサマータイム終了のタイミングも手伝って、
「2時だけど、1時じゃん!」みたいになり
さらに1時間。
深夜まで居座ってしまい済みません。
と思いつつ、楽しい夜を過ごしたのでした。


そうそう、サマータイムの話でした。
毎朝7時ころ起きているのですが、これまでは真っ暗で、
家を出る頃になんとな~く明るんできて、
バスで学校の近くに到着すると、
素晴らしい朝焼け・・・!

という感じだったのですが、
1時間時計を巻き戻したことにより
朝起きると明るい。
やっぱそうだよね、朝は明るい中で起きたいよね。
少なくとも7時過ぎたら明るくなくちゃね、
と、今週からきちんとした朝を迎えることができています。
その分暗くなるのが早いわけですが・・・。
そしてめっきり寒くなって、街中はクリスマスの準備が始まり、
またしても秋の雰囲気を感じられないまま冬突入です。

朝8時半の海

2012年10月26日金曜日

マルシェでお買いもの

旧ブログ。
どうやら私は海とか空とか建物ばっかりレポートしてた上に
「ニースは田舎だよ~」と何度も繰り返していた模様。

そこへきて、
「ニースって超田舎っていうから
北海道の○○みたいなところかと思ってたけど
こないだTVで見たら普通ににぎわってるんじゃん!
グリーンダカラちゃんみたいな市場とかあるし!!」

という友人某S嬢の指摘。

ちなみに北海道の○○ってのは、伏字にしたいのではなく、
そこに当てはまる地名をすっかり忘れてしまったため
こうなっているのですが、
まぁ、景色がきれいで観光地として人気な静かな場所、
と解釈していただければ。

あれ、そうだっけ?と思って、
読み返してみたら、確かに・・・。

東京都比べると確かにずっと小さく、
交通の便とか娯楽の幅広さとかも含め、
かなり選択肢が狭いので
「田舎である」と言い続けていたのも手伝って、

それだけ見てたら、確かに広大な海と
歴史的建造物の点在するのどかなところを
想像するかもしれない!


実際、パリですら東京より小さいのですが、
ニースはフランスで6番目の人口を持つ都市。
ちなみに日本で6番目というと福岡だそう。
市内には大学のキャンパスがいくつかあったり
観光名所はたくさんあるものの、
中心部はたぶん2時間くらいで端から端まで
歩けるのでは。というサイズ。
しかもちょっと離れると、鳥のさえずりが美しく・・・。


というわけで、冒頭のような会話が繰り広げられたので、
今回は空ばっかり見てないで
もうちょっと手元というか足元を・・・と思ったのでした。
テーマはフランスの街と生活。



こちらは旧市街の中にある石鹸やさん。
もっと「いかにも」なおみやげマルセイユ石鹸のお店もあるのですが、
ここお店はわりときれい目。



市場に出ていた石鹸やさん。
上の写真のお店とはまた別。


きのこやさん。
フランスでも秋はキノコの季節で、
手摘みの森のキノコがけっこうなお値段で売っています。
不法労働でキノコ狩りをし、儲けている外国人が
毎年いるようで、TVで取り上げられていました。


こちらは甘いものやさん。
南仏の名物「カリソン」とか、
果物のシロップ漬けを売っています。
このシロップ漬けは超劇激アマらしく、
怖くて挑戦していません。

トマトやさん。
テーブル2台分がトマトでいっぱいでした。
こちらは小粒が多かった一台。
もう片方は大きめのトマトがごろごろしていました。

もう寒くなったので、緑系の野菜がやや静かに見えるのですが
(それなりに売られてはいますが)
夏はいろんな野菜が出るんだろうなーと楽しみ。


という感じのニースの市場です。

2012年10月22日月曜日

レジデンス管理人情報および地域のニュース

このブログ、どこで見られているか
市区町村レベルで分かるのですが、
今日になってついにフランスからの閲覧が
日本からのを超えました。
フランスでは誰にもURL教えてないのですが。
もちろんトップはニース。
続いてフランス北部の別の都市、
第三位はカーニュのお隣の町です。
フランスのみなさなんこんにちは。
たいしたこと書いて無くて済みません。


それはさておき、タイトルの件。
平日19時すぎおよび週末に、軽快な音楽で
近所を賑わせているスポーツジムですが、
最近急に店じまいしてしまったとのこと。
そうなんだ~、とのんきに構えたのもつかの間、
フランスでは年度初めである9月を経て、
ジムのオーナーが年会費を持ち逃げしたのだとか。

まるで漫画ではないですか。

というわけで、せっせと看板が外され、
ドアにはワード打ちしただけのA4の紙で2行、
閉店のお知らせが張られています。

このご時世、お金持って逃げおおせるとは
どうしても考えられないわけですが・・・。
ずーっとひっそり生きてきて人ならまだしも、
ジムのオーナー、しかも結構何年もやってる人なら、
名前も顔も身元も割れまくりじゃないですか。

この件については管理人さんからの
続報を待っているところです。


続いて、再びのニースマタン。
10月8日の授業は、その日のニースマタンを持参することになっており、
授業でひとつ記事を取りあげてみんなで読んでみる、
って形をとりました。

「エリア内の人は関心があるけど、
世の中を見ればよくあることで、
フランス全土的に問題かといえば
そうでもないこと」の記事の一つとして、
ニースから少し山の方に入った街で
車が燃やされたという記事を取り上げました。

公営住宅の近くで、一晩にして車が15台燃やされたという事件。
事件直後の記事だったので、まだ、
住民に聞き取り調査をしています、という段階。
燃やされた車の持ち主は、以前も窓を割られたし、
車なんて一台しか持ってないわよ、と憤慨。

記事としては、怒りがわき起こりつつも、
今回大きな事件が起こったけれど
前々から小さい問題は見え隠れしていて
何かと危惧されてはいた・・・・
的な感じでした。

車が燃やされるってのは、日本ではたとえTVの中であっても
早々お目にかからない大事件でかなりビビるわけですが、
フランスでは、よく、とまでも言わずとも
まぁ起こり得る不幸な出来事の一つのようで、
(あっては大分困るわけですが)
おぉ、15台も燃やされちゃうわけですか!?
と事件そのものの斬新さに着目していたのですが、
その後の新聞でも続報が届けられます。

その後(もしくは前??)も複数の車が盗難されていたりと
事件が相次ぎ、ついに先週、捜査中の警察官が
殺害されてしまったとのこと。
この警察官のお葬式には大統領も出席するなど
(別件でニースに来ていたため出席できたものと思います)
地域ネタを超えつつある今日この頃。
逮捕されたのは16歳~23歳の数名で、
一人は5日前に刑務所から出てきたばかりだったとか。

近所の人は、「あの子はいつも街であっても挨拶してくれるし
年寄りの私を手伝ってくれてたのに」的なコメントを寄せています。


という大きな事件に発展しており、
今日も続報を新聞でチェックせねばと思っているところです。

散々書きましたが、何せ私の語学力なので、
内容が間違っている可能性もあるので、
「ふーん」くらいに読んでおいてくださいね。

そんなこんなの地域ニュースです。

2012年10月16日火曜日

近所

カーニュシュルメールの街の中はこんな感じです。
案外ふつう??

バス停前。
バスがいつ来るのか正直よくわからない。
5分おきに来ることもあれば30分来ないこともある
フランスマジック。


近所の通り




カーニュの旧市街
かわいいです

2012年10月15日月曜日

ニース 旧市街

ニース旧市街です。
ニースの街の中心とは建物が全然違って、
基本、洗濯物の外干しがNGなフランスも
なぜかここはOK。

観光スポット?と思いきや
普通に生活雑貨やさんとか、
肉屋さん、干し魚やさん(?)とかもあって、
地元民のお買いものスポットでもあります。

旧市街の中に、私が大好きなChez Acchiardoってレストランがあります。
どうやら繁盛しているらしく(!?)
増築および改装工事が行われており、まだお食事できませんが、
内装を覗きに行ったところ、超かわいい!
これまでも、外装も内装もほっこり南仏風で
すごく雰囲気が良かったのですが、
バージョンアップされています。
オープンが楽しみです。
ニース旅行をする人は、ここはぜひ行ってほしいです。

って、とりとめがなくなりましたが、
旧市街がかわいかったので。


ニース旧市街のブログ


2012年10月11日木曜日

本屋

本屋が無性に好きという人は結構いると思いますが
私もそのうちの一人で、
とはいっても、物事を突き詰めない性格なので
趣味にカウントするレベルでは全くないのですが、
例えば外に出ていて空き時間ができると
カフェに行くか本屋に行くか、半々かな
っていうくらいの本屋好きです。

5年ほど前、地元に戻ってきたときに感じた
ほぼ唯一の不満が、
地元に本屋が少ないことでした。
あっても、品ぞろえが私好みではない。
ちなみに栃木に戻る前に住んでいた
登戸も、本屋が少なく、品ぞろえもイマイチでした。
その前に住んでいた小平は、小さい本屋さんがいくつかあるだけでしたが、
割と楽しめたので満足していました。
そういえば小平は図書館も充実していてかなり通いました。
一方の川崎市は図書館も私好みではなかったな・・・。

と、ここへきてそんな私の本屋変遷をふと思ったのは、
ニースの本屋に不満を感じておるからです。

ちなみに、私の住んでいるカーニュという町は、
本屋に関しては壊滅的です。
タバコ屋さんの雑誌コーナーか、
簡単な文具と雑誌と新刊本をちょっと並べたお店がいいところ。
フランス人は本を読まないのかね?
・・・いやそんなことは無いと思ってはいるんだけど・・・。

こちらに来てから欲しかったのがお料理本。
ベーシックな本を端から一つずつ作っていったら
おおよそこちらの味なり調理法がわかるかなーと思って。
が、まず、本屋が見つからない。
そのうちばったり出会うかなーと思って
カーニュの街の中を注意してみていましたが見かけない。

ので、仕方なく、ニースの大通りまで行ってきました。
ニースで一番大きい本屋(多分)ですが、
新宿の紀伊国屋の15分の1くらいを想像していただくと
ちょうどいいかと思います。


ニースで本屋探しをしていて気付いたのですが、
割と本屋さんの数はある。
そして、みんな何かに特化している感じがします。
・写真集を集めてる本屋
・文学作品に特化している本屋
・教育系が充実している本屋
・デザイン本中心の本屋
などなど。

中には、一日1冊も売れてないんじゃないかという
雰囲気がある割に、なぜか高価格の古本屋とか。
超強気。


そんなこんなでやっと見つけたのが
「カンタン家庭料理900」なるもの。
900レシピが載ってます。多っ!

そしてお料理コーナーで見つけたこんな本。
日本の味が恋しくなったら「izakaya」を買ってみよっかな。

2012年10月4日木曜日

時間割

昨日で、学校が始まってちょうど1週間。
授業も一通り見たところなのでどんな具合か紹介します。


2009-10年に留学した時は、
初心者向けの語学基礎コースをとっていましたが
現在は中級からのコースをとっています。
このコースの中でもレベルによって大きく3つに分かれていて
私はこの中で一番下の「プルミエ」というコースにいます。
このプルミエの中でも、20人ずつ、3クラスに分かれています。
結構学生いるでしょ!?笑

フランス語のレベルは、下から
0(ゼロ)、A1、A2、B1、B2、C1、C2とランク付けされていて、
今の私はB1です。
クラスで一緒になっている人たちも同じレベル。

B2をとると大学・大学院に入れたり、
ヨーロッパ圏の人は仕事をする権利が得られたりするみたいで、
とにかくみんな、B2を必要としています。

私は、というと、B2がどうとか、そういうのはないんですが、
学校にちゃんと通うのは今年だけ、と思っているので
とにかく行けるところまで突き詰めておきたく、
彼ら同様、必死です。


というわけで、1週間のスケジュールはこんな感じ。
月曜:会話(午後3時間)
火曜:文法・書き(午後3時間)
水曜:社会(午前2時間)
木曜:文法・書き(午後3時間)
金曜:法・経済(午前2時間)、選択アトリエ(午後2時間)

気持ち的な焦りとは裏腹に、
これまで会社員をしていた自分から見ると
週15時間とは、ずいぶんスローペース(笑)
この他の時間は何してんじゃいと思われると思いますが、
結構ちゃんと勉強しています。あ、でも遊んでる時もあります。


会話のクラスでは、発音とか、オフィシャルな話し言葉を。
こちらはフランス人の話し方に関する意識の原点を見た気がして
非常に面白かったので、改めて書こうと思います。

文法・書き言葉は、これまでやってきた文法の総まとめのような感じ。
基礎クラスでも一応さらっている内容がほとんどですが、
その頃は端から一つずつ触れていったという感じなので、
「別々に習ったけど実は関連していること」同士のつながりが
見えていないものも多くありました。
それに横串を刺してくれた感じの内容なので助かっています。
先生はスーパーマイペースで、学生からは結構不評ですが、
そこに文句を言っていても自分の語学力が上がるわけじゃないので
私は黙々と課題をこなすことに専念します。

水曜の社会は、中学校や高校で自分たちがやってきた
「社会」全般がそれにあたるかと。
地理(フランスの位置や気候、国土の環境)や、
世界・ヨーロッパでのフランスのポジション、
歴史、政治形態、経済状況などをやっていきます。

金曜の法・経済は、選択制で、
「文学」か「法・経済」かを選べました。
この間は、新聞に載っている求人広告を使って、
職業の名称やら契約形態やらを見て行ったり、
みんなが知ってる企業について(前回はルノーとダノン)
話をする中で企業を形容する言葉を知って行ったり、
っていう感じでした。

最後の選択アトリエは、映画・演劇・小説・メディアから一つ選択。
私は映画を選択しましたが、
この授業は今週末からスタートなので
どんな感じか不明です。


こんな感じで、1月の試験に向けて頑張ってまいります。


2012年10月2日火曜日

続・ニースマタン

昨日ニースマタンについて書きましたが、
その後学校に行って会話の授業を受けたところ、
「来週の宿題。来週月曜のニースマタンを買って持ってきなさい」とのこと。
な感じでタイムリー。
ですが、どうやら「やっぱり地方紙。」くらいに見られているみたいで、
昨日の授業では一人の学生が簡単に自己紹介をして、
その人にほかの学生がいろいろと質問を投げかける、
という感じで進んだのですが、
「ジャーナリストになったつもりで質問してね。
でもニースマタンじゃ駄目よ、そうねー、ル・モンドの記者のつもりで。」
って先生が言ってました。
というわけで、来週8日は忘れずに
ニースマタンを持参せねばなりません。

そういえばこのニースマタン、
購入すると必ずおまけがついてきます。
曜日によって、日曜か月曜あたりは1週間のTVプログラム。
その他の週はうっすい女性誌みたいな感じのなど。
まぁ、チラシみたいなもので、ほとんど広告で
大した内容もないし、なぜかわざわざ薄いビニールに包んであるし
(雨降った日に配達される新聞にかけてくれてるようなやつ)
ゴミになるからいらないんだけど、
今のところ大人しくもらっています。

いつもは読まないんだけどこの間ためしに何冊かじっくり読んでみたら
面白いコーナーを発見。

冊子の後ろから4ページ目くらいに必ずある
読者からのお悩み相談コーナー。
(ちなみに一番後ろはおなじみ星占い。)

読者から日々の悩みを募り、そこに編集サイドから回答があります。

・うちの孫が歯磨きをしません。虫歯がひどくなってきました。
 母親が1日10回以上言っても全く効果がなく、
 最近はヒステリックになってきました。
 どうしたらよいでしょうか?
→お孫さんが歯磨きしないことより、そのお母さんのかかわり方が問題ですね。
 
 1日10回も話して効果がないなんて、伝え方に問題があるように思えます。
 云々

・夫が他の女の人ばかり見ています。
 本人に問いただすと、「絵を見てるのと同じで、ほかの人は
 髪一本触れていない」というのですが不愉快です。
 私は不幸なのでしょうか?
→ご主人が好きになって結婚して子供をもうけた相手はあなたでしょう?
 そういっているならいちど信用してみては?云々

・お隣の奥さんが私たちに断りなく、毎度買い物についてきます。
 主人は彼女がいるときは何も言いませんが、彼女が帰ったあとは
 彼女のせいでいつも私たちが言い合いをしています。
 彼女を怒らせずにやめてもらうよう言うにはどうしたらよいでしょうか?
→あなたたちが彼女を買い物に同行させる義務はどこにもないです。
 一度はっきり意思を伝える必要がありますね。
 ご主人にも同じことを言ってもらってください。
 それでも分かってもらえないなら、残念ですが
 彼女と関係を続けていくのは難しいのでは?
 云々

など。
普通に日本の主婦雑誌にも載ってそうなかんじですね~。
フランス人も、マイペースそうに見えて、
日々それなりに色々悩んでるみたいです。

 

2012年10月1日月曜日

新聞

こちらに来て、割と気に入った読み物があります。

Nice Matin(ニースマタン)
新聞。
地方紙です。
栃木で言ったら下野新聞ですね。
このNiceMatinをほぼ毎日購読しています。

基本1ユーロ。
イタリアとか、ほかの地方でも買えるようで、
その際は1.5ユーロとか、ちょっと割高です。

栃木で下野新聞をコアに購読している人がどのくらいいるか
分かりませんが、
このニースマタン、ニースエリアのキヨスク、
パン屋さん、カフェ、タバコ屋さんでは
ほぼどこでも置かれていて、
結構多くの人に読まれてるんじゃないかな~
という印象。
(まぁ、フランスでは新聞が自宅に届く、
ってのがあんまりないらしく、みんな外で買うから
自宅にお届けが基本の日本とは
パッと見の流通量は比較できない気もしますが)


とにかくこの新聞を通して、コートダジュールエリアで
何が起こっているか事細かに知ることができるのです。

トップは、何か大きなイベントがあればその写真が前面に。
お祭りのときもあれば、スポーツ大会の時もあれば、
殉死した警察官の追悼式の時もあればブドウ収穫の記事の時もあります。

続いて前日の出来事もろもろが続いてから
文化ネタ。どこかの美術館の紹介とか
イスラム絵画の紹介とか。
この辺になってくると、コートダジュールエリアに限らず
いろいろ紹介されています。
昨日は、ルーブル美術館のライオンの像(猫に見えた)などが
紹介されていました。

続いて健康。
昨日は女性によくみられるメンタル障害とか、
リフレクソロジーにまつわるQ&A、
病院と患者の間をつなぐケアのプロ集団などを紹介。

それからスポーツです。
割とサッカー記事が多いかな。

最後にアノンス。
英語で言うとアナウンス?
不動産・車その他もろもろの売ります・買いますから、
求人・求職、猫・犬の里親募集など。
購読者が三行広告を出せる欄です。

ここで目を引いたのが、お悔みメッセージ。
日本でも誰かが亡くなった時に掲載されることはありますが、
こちらでは、3年前とか5年前とか(全部さらってないけどもっと前も?)
に亡くなった方のお悔みメッセージが載せられています。
「○年前にいってしまった、**、私たちはあなたのことが大好きでした。
家族一同」のような感じで写真つきです。

週末は中に「キッズ版」が織り込まれていて、
ちょっと理科の実験めいたことや、
近くの鍾乳洞の紹介とか
世界のいろんな記事がいくつかあったうえで、
最後に世界地図からどの国の出来事か当てる、
みたいなクイズ形式の読み物などがあります。


という感じで日々居住エリアの情報収集にいそしんでいます。
でも地方紙などを熱心に読み込む若者はあまり多くないようで、
大学で読んでるとちょっと浮きます。

2012年9月27日木曜日

日常生活開始

14日に到着し、17日にクラス分けテスト。
その後しばらく何もなく、24日にクラス発表&オリエンテーション
そして26日から授業開始です。

こっちについてからステちゃんが夏休みだったので、
ネットにつなぐ時間があまりなく、すっかり書くのをお休みしておりましたが
元気にやってます。

お休みの間は、暑い日は海に行ったり、
テラスの植物たちの配置換えをしたり、
トイレのペンキ塗りかえしたりで
かなりゆるく過ごしています。

トイレはこのたび、真っ青になりました。
前は真っ赤だったんですけどね。
そのうち公開します(笑)

こちらは最近天気が良くなく、
東京同様ゲリラ豪雨の日々です。
といっても特殊な気候事情ではなく、
普段から秋はそういう季節みたいです。
この間は、ものすごい雷と雨で道路が海化したものの
1時間後には思いっきり晴れて日差しが暑い・・・
という感じ。
昨日も夜は雨が降っていて、週末も天気は良くないみたいです。
もう一回泳ぎに行きたいな~と思ってはいるんですが。

私が住んでいるカーニュシュルメールは、
ニースから車で20分ほど。
割とファミリー向け・高齢者向けの住宅街という印象です。
前ニースにいた時の便利さとか、今日はどこいこー!的な盛り上がりはないんですが
まぁ住みやすいところかなと思います。


とりあえず行ってきた久し振りのニース

2012年9月20日木曜日

到着ー!

ご無沙汰しましたすみません。

14日に無事到着しました。
まだまだ泳げる天気かとおもいきや、到着した20時はすでに寒く・・・
という感じのコートダジュールです。
時差ぼけもとれ、いい具合に慣れてきました。

土日を挟んでとりあえずクラス分けテスト。

あとはあいさつがてらニースの街を見て、
住んでる街を見て・・・
な感じです。

来週から学校が本格的に始まります!
落ち着いたらいろいろ書いていこうと思います。

2012年8月28日火曜日

再びの、ニース大学

とりあえず、あちらに行ったら1年間は学校です。
逆に言うと、来年からは学校に通えない可能性が高いので
(だって、食いぶちを持たなきゃね!)
とにかくこの1年でスーパー勉強するつもりです。
もうバカンスとか言わない。
(っていうのは嘘かもー)

以前行っていたのと全く同じ、
ニース大学付属の語学学校です。

前回、全くの無の状態で無理やり渡仏した私を
それなりに喋れるように育て上げた実績のある(笑)、
信頼できる学校です。
というわけで、今回も迷わずここに。

申込が完了し、それをもとに学生ビザを申請し、
あとは実際に行くだけ!
と言うところまでこぎつけましたが、
早速フランス的な不思議な事務処理に付き合わされていたのでした。

まず。

HPの情報が古くて、待てど暮らせど
今年のコースの情報が出ない。
5月下旬から申込スタート、と
去年の募集要項に書いてあるので、
今年もそうだろうと、当然思うのですが、
更新されない。
これは困ったぞ!?といういわけで、
募集要項が出る前に去年の申込書で申し込みしてしまいました。
だって、申込書に2011年、とか書いてないし。
送金もきちんと届いてたみたいで、無事申し込み完了。
(一応色々な手段でコースの詳細は確認したうえです、マネしないでくださいね☆)

今はサイトに今年版のパンフレットが載っていますが、
それでもスケジュールのページの情報は
思いっきり去年のまんまと言うのんびりっぷり。


続いて、ビザ申請。
申請に当たり、キャンパスフランスと言う
大使館内にある組織とやりとしなければならないのですが、
提出書類に
「授業開始日・終了日が明記さた登録証明書」ってのがあるんです。

が、学校から送られてきた登録証には何月から何月まで、としか・・・!
だめじゃん!と思ってメールで問い合わせたら、
速攻でPDFデータを送ってくれたとともに
原本を郵送してくれるという良い仕事ぶり。
ちゃんと私の名前・住所・誕生日を入れて先方のサインまで。

この学校は、学生ビザを持っていないと受け入れてもらえないので
全学生が「開始日・終了日が明記された証明書」を求めてると思うのですが。
最初から書けばいいのに~。


そしてラストは最初の登校日について。
9月17日にクラス分けテスト、というのは色んなところに
書いてあるのですが、
いくら読めども時間が書いていない。
これまた問い合わせたら、1週間後に
PDFで、私宛の証明書を作成してくれました。
かなり事細かに書いてあって、テストの結果、
レベル1なら○○先生、レベル2なら・・・ってことまで。

テストの時間も、最初から書いておけば
ずいぶん手間を省けるでしょうに・・・・。


というわけで、レスポンスは早いものの、
早くもぐだぐだな仕事っぷりに翻弄されているのでした。
フランスっぽい!!!
そうこなくっちゃね!!



2012年8月27日月曜日

本格準備開始

先週金曜日をもって勤務終了!
9月14日、成田から出発です。

14日中にあちらに到着し、土日を挟んで
17日から学校スタート!
といってもその週はクラス分けテストやら
事務手続きやらで終わり、
本格授業は翌週からです。

17日のテストが何時からかが
どこにも書いてないのはご愛敬。
・・・なわけも無く、非常に困るので問合わせ中。

出発までの3週間は怒涛のパッキングと
手続きもろもろ。


パッキング以外は順調です。
ビザの手配が大変でしたが、
かなり前からスケジューリングして、
ほぼ予定通りに完了できたので、満足。
そして時間の許す限りお世話になった皆さんに会えたら。
忙しい中時間を取ってくれるみんなに感謝です☆

2012年8月19日日曜日

あずき日記

フランス生活ブログ第二弾です。

ちなみに、あずきは私の事じゃありません。
ウチで飼ってるネコちんです。

玄関前に置きざられ、みーみーしてたところを
両親が保護。



かわいい~~~☆
まるで天使が降りて来たかのよう!

そして現在は

どーん





こわーいい
けど
かわいい~~~

のニシキヘビの様な柄の強い猫になりました。


というわけで、ブログ内容とあずきちゃんは全然関係ありませんが
かわいさのあまりタイトルにつけました。

どうぞよろしくお願いします☆