2012年10月1日月曜日

新聞

こちらに来て、割と気に入った読み物があります。

Nice Matin(ニースマタン)
新聞。
地方紙です。
栃木で言ったら下野新聞ですね。
このNiceMatinをほぼ毎日購読しています。

基本1ユーロ。
イタリアとか、ほかの地方でも買えるようで、
その際は1.5ユーロとか、ちょっと割高です。

栃木で下野新聞をコアに購読している人がどのくらいいるか
分かりませんが、
このニースマタン、ニースエリアのキヨスク、
パン屋さん、カフェ、タバコ屋さんでは
ほぼどこでも置かれていて、
結構多くの人に読まれてるんじゃないかな~
という印象。
(まぁ、フランスでは新聞が自宅に届く、
ってのがあんまりないらしく、みんな外で買うから
自宅にお届けが基本の日本とは
パッと見の流通量は比較できない気もしますが)


とにかくこの新聞を通して、コートダジュールエリアで
何が起こっているか事細かに知ることができるのです。

トップは、何か大きなイベントがあればその写真が前面に。
お祭りのときもあれば、スポーツ大会の時もあれば、
殉死した警察官の追悼式の時もあればブドウ収穫の記事の時もあります。

続いて前日の出来事もろもろが続いてから
文化ネタ。どこかの美術館の紹介とか
イスラム絵画の紹介とか。
この辺になってくると、コートダジュールエリアに限らず
いろいろ紹介されています。
昨日は、ルーブル美術館のライオンの像(猫に見えた)などが
紹介されていました。

続いて健康。
昨日は女性によくみられるメンタル障害とか、
リフレクソロジーにまつわるQ&A、
病院と患者の間をつなぐケアのプロ集団などを紹介。

それからスポーツです。
割とサッカー記事が多いかな。

最後にアノンス。
英語で言うとアナウンス?
不動産・車その他もろもろの売ります・買いますから、
求人・求職、猫・犬の里親募集など。
購読者が三行広告を出せる欄です。

ここで目を引いたのが、お悔みメッセージ。
日本でも誰かが亡くなった時に掲載されることはありますが、
こちらでは、3年前とか5年前とか(全部さらってないけどもっと前も?)
に亡くなった方のお悔みメッセージが載せられています。
「○年前にいってしまった、**、私たちはあなたのことが大好きでした。
家族一同」のような感じで写真つきです。

週末は中に「キッズ版」が織り込まれていて、
ちょっと理科の実験めいたことや、
近くの鍾乳洞の紹介とか
世界のいろんな記事がいくつかあったうえで、
最後に世界地図からどの国の出来事か当てる、
みたいなクイズ形式の読み物などがあります。


という感じで日々居住エリアの情報収集にいそしんでいます。
でも地方紙などを熱心に読み込む若者はあまり多くないようで、
大学で読んでるとちょっと浮きます。

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