バス停に出ていたポスター |
栗といえばマロン。
と思いきや、こちらではマロンは調理済みの栗のことを指すらしく
(栃の木の実のことで、食べられないよ、って言ってる人もいたけど・・・)
私たちのよく知ってる、あの栗は「シャテーニュ」って言います。
栗っていうと、日本の秋!っていう感じが
個人的にはあったのですが、
どうやらこちらでも「秋といえば栗!」と
言わんばかりに、
季節のものとして名を馳せているようで、
10月くらいからスーパーや市場で見かけます。
今回は、道でこのポスターを見かけ、
満面の笑みのこのおじさんと
子羊にやられ、どうしても行きたいということに。
このポスター、栗だいぶ端っこに追いやられてる感じが
するのですが、まぁそれはこの際
目をつぶりましょう。
何はともあれ、街の中心にある広場に向かいます。
このポスターでは
アルプス並みの豊かな山がアピールされてますが、
開催されるカーニュシュルメールというところは
これとは似ても似つかないところで、
なんでこの絵を採用したかイマイチ不明なのですが、
行ってみると、どうやらそれっぽい
演出が見られました。
大きめの鶏を見つめる子どもたち |
山にいそうな馬 |
超かわいかった子ブタ |
と。
そうか、あのポスターはこういう感じか。
そして、広場は人でいっぱい。
音楽隊も出動 |
広場では、大きな窯でおじさんたちが
何かを煮ながら練っていたり、
大男2人がステージに出て、
まるたに斧を振りかざし、
どちらが先に切り倒せるかっっていう
割と古典的なレースを繰り広げていたり、
それでもみなさん楽しんでいるという感じでした。
そして広場をぐるっと取り巻いて出ている屋台。
ヌガー |
チーズ |
コルス(コルシカ島)のソーセージ |
積み上げられた豚 |
綿あめとリンゴ飴 |
焼き栗 |
多かったのがチーズやさん、コルシカソーセージやさん、
ヌガーやさん、栗ジャムやさん。
コルシカ島は栗の名産地だそうで、
そんな所以もあってか、いっぱいお店が出ていました。
そして、「ヌガーやさん」が存在することに
日本人的に驚きを感じつつ、
一周して、小さい栗ジャムと、焼き栗一袋、
ホットワインを頂戴して帰ってきたのでした。
参加者は3割ファミリー、6.9割ご老人、
0.1割が私たちのような若者、
という構成で、アウェー感がありました。(笑)
フランスの栗、スーパーとかでは量り売りされています。
日本の、素朴な甘さのものに比べ、
こちらのはダイレクトに甘い印象。
私はかぼちゃ・たまねぎと一緒に煮込んでスープにします。
ウマー!