2012年12月18日火曜日

君のSushiに足りないのはWasabiだ

とは、今日クラスメイトのインド人に言われた言葉。


今日はオーラル、話すのと聞くのの授業。
私たちは1月中旬に控えるテスト対策に必死です。
テストの一つに、画像(広告・ポスターとかの簡単なイメージ画像)を
渡されてそれについて7分間しゃべるというというのがあるので
今日の授業でもその練習をしました。


まずこの広告自体の説明をし、
続いてここから話を発展させる。
っていうので7分間です。


一人ずつ前に出てプレゼンするのですが、
もともと、日本でフランスを習ってない私は、
読んだり書いたりするより話す方が得意なようで、
今回は「エクセレント。あなた、テストの準備は整ってるわね」
と先生の心強い言葉。

の、帰り際にインド人に呼び止められて言われたのが
「君の寿司は新鮮で良いんだけど、わさびを足したらおいしくなると思うよ」。
プレゼンに対するコメントです。
一瞬??ってなったけど、ちゃんと日本人向けにカスタマイズしてあって、
感心してしまった!
言ってることは正しいけど、面白味が足りないってところでしょうか。
先生があわてて「でもあなたの話の展開、好きよ」とフォローしてくれました。

ちなみにこのインド人、出席回数がものすごく低いにも関わらず
クラスの人気者で、実際すごく面白い人です。
30代(多分)男性で、フランス生活が長く、
言葉もペラペラなのですが、きちんと習ったことがないから、
という理由で、今期学校に通ってるのだとか。

ちょっと前までは、NHKのキャラクター、
どーもくんのぬいぐるみのバッグを肩にかけて登校。

今回みたいに面白くかつ的を得たコメントしてくれるのもナイスです。
いつか彼並みにジョークを飛ばせるようになりたいものです。


ところでこのテスト、1月中旬にすごい勢いで行われるのですが、
高評価のオーラルに比べて
「この学校に残りたいならもっと勉強しなさい」
とまで言われるライティング。
試験に受かれば次のステップに進むことができ、
駄目だった場合は来期も同じ授業をとることになります。
(その中でもレベルがあるので、多少内容は変わると思いますが・・・)
合格率は50%だそうで、
アジア系で一発で通った知人はいません。
みんな2~3回受ける。
(一方でスペイン語系の人とかはぺろっと通っているのですが)

先週の授業では、散々脅された後に
「大丈夫よMiki、テストが駄目だって、人生の終わりってわけじゃないから」
という先生の底も底な励まし。


今週金曜から冬休み。
わーいクリスマスだー!
っていうのと同時に、多分結構本気で勉強に時間を費やします。

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