会社帰りにガーデニングショップに寄った夫からお土産です。
ビオ、つまりオーガニックのコーナーがあって、
ワインを試してみたくなったとのこと。
最近は20時過ぎまで明るいので、
テラスでアペリティフ。
Domaine de Cascavel / Caravinserail
アヴィニョンで作られている赤ワイン。
濃い、ざらっとした感じと、強い味!
「おぉ、重っ!!」
という全然舌が肥えてないのがバレバレな第一感想(笑)
でもこのがっつりした濃さが田舎のざっくりした風景を想わせて、
とっても飲み心地の良いワインでした。
きっと繊細なお料理には向かない。
私たちはウチ定番のバーベキューに合わせて大満足。
他にはソーセージ系の料理とか、ウズラとかにも合いそうだねと話しました。
それにしてもずいぶん力強いワイン・・・と思っていたら
アルコール分14.5%ということで。
普通は大体12%くらいだから、確かにガツンと来ました。
ビオワインはおいしくない、といわれることがありますが、
それはどうやら普通のワイン造りに欠かせない防腐剤を使っていないから、らしい。
一般のフランス人的にはこの防腐剤は
「そこそこの味を保証するための必要悪」くらいに認識されていて、
それを使ってないワインは「体には良いかもしれないけど、どうしても味が劣るのよね」
という感じみたい。
の一方で、
去年見つけたとあるワイン。
生産者さんの所で直接話を聞いて買ってきたのですが、
もともと殺虫剤とか防腐剤とか使ってなくて、言ってみれば「ビオワイン」と同様なわけだけど、
「ビオ」の認証マークを得るにあたっての項目が細かすぎて
合わせられない点があるからまだ認証は受けていない。
とのこと。
「まあいずれは認証を得る形にしたいんだけどね」と言っていました。
実際、本当に本当に有名なワインなんかは認証を受けていないだけで
生産方法はほとんどビオといってもいいくらいの所が多いんだとか。
こちらがオーガニック商品として認定されているものに付けることができるマーク。
というわけで、ビオは個人的には気になるキーワードだし、
でもビオにとらわれる必要なくて、
ビオ認証がなくても、体にも環境にも優しい商品はいっぱいあるんだろうなと
改めて思わせてくれたワインでした。
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