fête de la saint Pierre
サン・ピエールという海の神様のお祭り。
毎年恒例のお祭りで、
これが開催されると、夏だな~って気分になります。
土曜日の夜、せっかくなので海沿いのレストランを予約しました。
夕方は時間があったので、ビーチに泳ぎに。
お祭りで使われる船がデコレーション付きでスタンバイ。
使われる・・・っていっても、盛大に燃やされるだけなんですけどね。
お祭り中のアナウンスによると、
地元の漁師さんの間で1年間お金を積み立てておいて、
1年に一度、サンピエール祭の時に、街で一番ガタがきている船を買い替えていたそう。
その昔は船を買うお金を用意するのも一苦労だったそうで、
そんなときのための相互補助のしくみだったわけですね。
んー、いい話。
で、このサンピエール祭では、教会でミサが行われるのですが、
ミサの後、教会前でその破棄される船を神様の前で燃やし、
1年の安全と大漁を願ったそう。
その名残で今回燃やされた船がこちらなわけです。
ガン燃えしてます。
夜のまだ明るいころから、地元のダンサー?の民族衣装でのパレード、
そしてミサ、
船を燃やしたところで盛り上がって、
最後に巨大なお魚のパレードでした。
魚のパレードって(笑)
なんていうか、カワザンネンな感じ?
相変わらず村々しさが抜けず、
だからこそなんだかウチの市がとても好きです。
このお魚のパレード、ちゃんとイベントポスターでも再現されていて、
その辺の細かさがまた好き。
20時前からナレーターさんがアナウンスなどを初めてお祭り気分を出そうとしているのを感じたものの、
実際22時くらいに船が燃やされるまで一般の人が参加できる・見れるイベントのようなものは何もなく、
ぐだぐだ感が否めないお祭りでした(笑)
っていうか、パレードだって、去年よりずいぶんランクダウンされていたような!?
花火はびっくりするほどしょぼかったです。
レストランの人によると、今年は予算が下げられてるように感じる、とのこと。
納得・・・
翌日日曜日はシュノーケリングや水上スキーの子供向け入門講座や
Sardinade(サルディナード)という焼きイワシ食べ放題祭り(19ユーロ)が
開催されたようです。
サルディナード、去年は17ユーロだったような!?
この辺にも財政難の影が!?
とまあ、ぐだぐだだったけど、この小さい地元のお祭りがこれからもずっと続きますように。
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